本・シリーズの基本情報
タイトル | ハリー・ポッター |
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著者 | J・K・ローリング |
訳者 | 松岡 佑子 |
出版社 | 静山社 |
カテゴリ | ファンタジー |
タグ | ローファンタジー, 学園生活, 探求, 魔法使い |
ステータス | 完結 |
《ハリー・ポッター》とは
『ハリー・ポッター』とは、魔法使いと知らずに育ったハリー・ポッターを主人公とした学園魔法ファンタジー作品。全7巻。
物語の1巻で1年が経過し、主人公ハリーの成長と、宿敵との戦いが描かれる。
史上最も売れたシリーズ作品であり、映画も大ヒットを記録した。
著者略歴
J・K・ローリング
1965-
イギリスの作家、映画プロデューサー、脚本家。
生活保護と住宅手当を受ける貧困の中でハリー・ポッター第1作を書き上げ、大ヒット作家となった。
世界観・あらすじ
世界観
- 90年代イギリスを舞台に、一般社会から隠れ住む独自の発展を遂げた魔法の世界が存在する
- 魔法省が魔法使い社会を管理し、未成年も学校以外での魔法の使用が厳格に管理される
- ホグワーツ魔法魔術学校にて若き魔法使いは育成され、学校の4つの寮(グリフィンドール、ハッフルパフ、スリザリン、レイブンクロー)で生活する
- 殺害や苦痛を強いる呪文を使うものは闇の魔法使いとされ、過去にヴォルデモート卿に率いられて魔法界は混乱に陥ったが今は落ち着いている
- 純血の魔法使いや混血の魔法使い、一般家庭から生まれた魔法使いなど、血統主義とその対立が存在する
- ゴブリンやフェニックスなどの魔法生物も存在する
あらすじ
ロンドン郊外の、どこにでもありそうな平凡な街角、ある晩不思議なことがおこる。そして額に稲妻の形をした傷を持つ赤ん坊が、一軒の家の前にそっと置かれる。生まれたばかりの男の子から両親を奪ったのは、暗黒の魔法使い、ヴォルデモート。
平凡な俗物のおじ、おばに育てられ、同い年のいとこにいじめられながら、その子、ハリー・ポッターは何も知らずに11歳の誕生日を迎える。突然その誕生日に、ハリーに手紙が届く。魔法学校への入学許可証だった。キングズ・クロス駅の「9と3/4番線」から魔法学校行きの汽車が出る。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。
ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか?額の傷はなぜか?自分でも気づかなかったハリーの魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。
https://www.sayzansha.com/book/b357767.html
主な登場人物
ハリー・ポッター 主人公。魔法使いの両親を亡くし一般家庭で育つ。11歳でホグワーツ魔法魔術学校に入学する
ロン・ウィーズリー 背が高い赤毛の少年。グリフィンドール寮
ハーマイオニー・グレンジャー 両親は一般人の魔法使いの少女。グリフィンドール寮
アルバス・ダンブルドア ホグワーツの校長
セブルス・スネイプ ホグワーツの教授でありスリザリン寮の寮監
ヴォルデモート かつて勢力を誇った闇の魔法使い。倒された今でも「名前をいってはいけないあの人」と恐れられる
既刊一覧
ハリー・ポッターと賢者の石
ロンドン郊外の街角で、ある晩、額に稲妻形の傷を持つ赤ん坊が、一軒の家の前にそっと置かれる。その子、ハリー・ポッターは、俗物のおじ、おばに育てられ、同い年のいとこにいじめられながら、何も知らずに11歳の誕生日を迎える。突然、ハリーに手紙が届く。それはホグワーツ魔法魔術学校への入学許可証だった! キングズ・クロス駅の9と3/4番線から汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ旅立つ。
ハリー・ポッターと秘密の部屋
夏休み、ハリー・ポッターは、いじわるなダーズリー家のもとから救出され、親友のロンの家に移る。初めて魔法使い一家の生活にふれ、毎日驚くことばかり。しかし、魔法魔術学校2年生の新学期が始まったとたん、次々と起こる怪事件に、学校中が恐怖におちいる。石にされた猫、ハリーだけに聞こえる不気味な声。書き残された「秘密の部屋は開かれたり」という文字。ホグワーツの恐ろしい伝説がよみがえる。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリー・ポッターは13歳の夏休み、恐ろしい監獄アズカバンから、凶悪犯が脱獄したというニュースを聞く。新学期のホグワーツ魔法魔術学校では、脱獄犯を追う吸魂鬼(ディメンター)たちがうろつく。ハグリッドのペットが、ドラコにけがをさせ大問題に。ハーマイオニーの猫は、ロンのネズミをつけねらい、おかげで二人は大げんか。ハリーにつきまとう死神犬(グリム)の影。凶悪犯はハリーの命をねらっている!?
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
夏休み、魔法界の人気スポーツ、クィディッチのワールドカップが開催される。ハリーはロンの家族と一緒にスタジアムで決勝戦を観る。しかし、興奮冷めやらぬ夜、空に闇の印が!? そして、ホグワーツ魔法魔術学校では、三大魔法学校対抗試合が100年ぶりに開催される。各校の最もすぐれた代表選手を選ぶ「炎のゴブレット」は、なぜか選ばれるはずのない選手の名を告げる。開始前から何やら不穏な空気が…。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
闇の帝王が復活した。その恐ろしい記憶が悪夢となり、ハリーを苦しめる。夏休み、孤独なハリーを救いに来たのは、不死鳥の騎士団という謎の集団のメンバーだった! 5年目の新学期、闇の帝王の復活を認めたくない魔法省は、同省の役人アンブリッジを「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツに送り込む。校内には厳しい校則が張り出され、嘘つき呼ばわりされたハリーには、残酷な罰則が科せられる。
ハリー・ポッターと謎のプリンス
マグル(人間)界では、不可解な事件が続発する。魔法大臣も、闇の帝王の復活が原因であることを、ついに認めざるを得ない。ハリーは6年目を迎えたホグワーツで、ダンブルドアの個人授業を受けることになった。一方、宿敵ドラコは何らかの使命を受け、校内で怪しい行動をとっている。「魔法薬学」の授業では、急に優等生になったハリー。その秘密は、『半純血のプリンス』と署名された古い教科書だった。
ハリー・ポッターと死の秘宝
ダンブルドアは逝ってしまった。数々の謎、疑惑、使命、そして「R.A.B」のメモが入った偽の分霊箱を遺して。17歳、魔法界での成人を迎えたハリーは、分霊箱を見つけ破壊するため、旅立つことを決意する。一方、勢力を増したヴォルデモートは、ついに魔法界の支配へと動き出す。残る分霊箱は、どこにあるのか? あてのない旅は、ハリー、ロン、ハーマイオニーの揺るぎない友情にも、ひびを入れる。
ハリー・ポッターと呪いの子(舞台脚本)
8番目の物語。19年後……。ハリー・ポッターであること、それは常に試練だった。今もそれは変わらない。魔法省での激務に加え、夫として、そして3人の子の父親としてーー。過去が過去に留まることを拒み、ハリーがそれと格闘する一方、次男のアルバスもまた、望みもしない家族の伝説の重さに苦しむ。過去と現在が不吉に絡み合い、父も子も、ある不快な真実を知ることになる。闇は時として思いもかけぬところから姿を現す……。
吟遊詩人ビードルの物語
ハリー・ポッターシリーズ最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』で、ダンブルドア教授がハーマイオニーに遺贈した本。この物語は、15世紀の魔法使いであり吟遊詩人のビードルによって書かれた。魔法界の子どもたちに親しまれてきた5編のお伽噺から成り立っている。そのうちの1編、「三兄弟の物語」は、7巻ですでにおなじみだ。ハリーがヴォルデモートと最終対決するにあたり、重要な鍵を握る物語だ。古代ルーン語で書かれたこの物語は、ハーマイオニー・グレンジャーによって新たに訳された。ホグワーツ校の古文書館で発見された、ダンブルドア教授の膨大なメモ書きに基づく解説や、J.K. ローリングによる紹介文、多数のイラストも見どころ。
映像化
ハリー・ポッター
本編を全て映画化。最終章でる死の秘宝はボリュームの関係からPART1,PART2に分けられ、全8作で完結した。
ファンタスティック・ビースト
ハリー・ポッターの時代から約70年前を舞台とした外伝作品。J・K・ローリング自身が脚本を手掛ける。